こんにちは!最近、少しでも日常に和の心を取り入れたいと思って、御室流生け花のワークショップに参加してきました。今回はその体験談をシェアしたいと思います。
まず最初に、御室流生け花とは何かを簡単に説明しますね。生け花にはいくつかの流派があり、その中でも「御室流」は伝統的な技法や美意識を大切にする流派のひとつです。シンプルでありながらも深い意味が込められた、まさに日本の美の結晶といえるものです。
ワークショップは、東京都心にあるいけばな教室で行われました。教室に入ると、まず目に飛び込んできたのは美しく整えられた花材と、歴史を感じさせる道具の数々。まるでタイムスリップしたかのような気分になります。参加者は私を含めて10名ほどで、みんな初心者や少し経験がある程度の人たちばかりでした。
講師の先生は、非常に優しくて丁寧に教えてくれる方でした。最初に、御室流生け花の基本的な考え方や作法を教わりました。例えば、花を生ける際の「天地人」の考え方。これは、天(空)、地(大地)、人(花)を表しており、自然との調和を大切にするという意味が込められています。
実際に生け花を始めると、最初は「難しそう!」と思いましたが、先生の指導のおかげで少しずつ形になっていきました。花材の選び方や器の使い方、そして花を生ける際の手の動き一つひとつに意味があり、その奥深さに感動しました。
途中でお茶とお菓子の時間もあり、他の参加者と交流することができました。みんなそれぞれのペースで作品を作り上げていて、完成した作品を見比べるのも楽しかったです。ひとつとして同じものはなく、それぞれの個性が表れていました。
最後に、自分の作品を先生に見てもらい、アドバイスをいただきました。少し手直しをすると、格段に美しくなり、その変化に驚きました。
このワークショップを通じて感じたのは、生け花は単なる花のアレンジメントではなく、一つひとつの動作や心の在り方が大切だということ。集中して花と向き合うことで、心がリフレッシュされ、日常の喧騒を忘れることができました。
もし興味がある方は、ぜひ一度ワークショップに参加してみてください。初心者でも楽しめるし、何より自分だけの美しい作品を作る喜びを感じられます。検索してもらえれば、各所で定期的にワークショップが開催されているので、スケジュールをチェックしてみると良いですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次回はどんな和の体験をしようか、今から楽しみです。
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